EXHIBITIONS
芦川瑞季「気を散らすための日溜まり」
若手作家を中心に紹介してきたギャラリーOpen Letterが、千代田区神田の3331 Arts Chiyodaから杉並区上北沢に移転オープン。築60年の木造一軒家を、ギャラリーディレクターの山内真と中庭佳子が自ら改装し、展示空間と生活空間がゆるやかにつながった、アートプロジェクトハウスとして再始動する。
新しいスペースでのこけら落としでは、現在、武蔵野美術大学大学院造形研究科博士後期課程に在籍するアーティスト・芦川瑞季の個展を開催中だ。
芦川は1994年静岡県生まれ。東京都を拠点に活動。散策中に不意に出会った様々な風景のスケッチを再構成し、現実と仮想を往還するようなイメージをモノクロームの版画作品として制作している。主な展覧会に、「TOKAS-Emerging 2019」(トーキョーアーツアンドスペース)、「シェル美術賞2018」(国立新美術館、東京)、「第19回グラフィック『1 WALL』」(ガーディアン・ガーデン、東京、2018)などがある。
住宅街の路地、誰かの家の庭、緑が生い茂る裏山。芦川は外を歩くとき、「不意に何気ない風景の一片が、自ずと立ち上がり、こちらにやって来るような瞬間」があると言う。
本展では、精緻に描写された風景に、尺度や遠近感が様々なマンガ風のイメージを織り込むことで、この「風景の一片が立ち上がる瞬間」から得られる感覚を表現しようと試みる芦川の作品を紹介する。
新しいスペースでのこけら落としでは、現在、武蔵野美術大学大学院造形研究科博士後期課程に在籍するアーティスト・芦川瑞季の個展を開催中だ。
芦川は1994年静岡県生まれ。東京都を拠点に活動。散策中に不意に出会った様々な風景のスケッチを再構成し、現実と仮想を往還するようなイメージをモノクロームの版画作品として制作している。主な展覧会に、「TOKAS-Emerging 2019」(トーキョーアーツアンドスペース)、「シェル美術賞2018」(国立新美術館、東京)、「第19回グラフィック『1 WALL』」(ガーディアン・ガーデン、東京、2018)などがある。
住宅街の路地、誰かの家の庭、緑が生い茂る裏山。芦川は外を歩くとき、「不意に何気ない風景の一片が、自ずと立ち上がり、こちらにやって来るような瞬間」があると言う。
本展では、精緻に描写された風景に、尺度や遠近感が様々なマンガ風のイメージを織り込むことで、この「風景の一片が立ち上がる瞬間」から得られる感覚を表現しようと試みる芦川の作品を紹介する。



