EXHIBITIONS

前橋の美術2020 ―トナリのビジュツ―

2020.02.08 - 03.15

藤原泰佑 山形市街図 138.5cm×290.0cm パネル・和紙、アクリル・顔料、箔 2018

木村真由美(最上段左から)《虚像の皮膜 s4ply》《虚像の皮膜 s4nglb》《うつくしいそら:虚像の地図 s4ngmg》ほか 33.5×33.5cm 和紙、シルクスクリーン 2017-2018

下山直紀 A study in instinct 樟、椨、水晶、彩色 74.0×20.0×150.0㎝ 2019

八木隆行 B3 project マエバシモニュメント 2018 パフォーマンス ©︎ 八木隆行

 アーツ前橋は2017年に開催した「前橋の美術2017~多様な美との対話~」に続いて、前橋ゆかりのアーティスト47名による展覧会を開催。今回は「人と人とのつながり」をテーマに、地域の人々とアーティストのつながり、アーティスト間のつながり、そしてギャラリーと地域の人々やアーティストのつながりを再確認する場をつくる。

 本展の開催にあたって、新たに前橋に住む様々なジャンルのアーティスト、ギャラリスト、学芸員による「前橋の美術実行委員会」を立ち上げ、前橋ゆかりのアーティスト47名を選出。アーティストの半数以上は初参加となり、新鮮な展示が見どころのひとつとなる。

 また新しい試みとしてアーツ前橋での展示に加え、街なか数ヶ所でも絵画や彫刻、映像、インスタレーションなどを展開。また、学校や福祉施設などへの支援活動「アートゆい」を本展の会期前から実施している。さらに、市内11ヶ所のギャラリーと1ヶ所の私設美術館が同時期に協力企画展を開催。アーツ前橋を中心として、アーティストと市民が創造的につながり、前橋のアートシーンを創出する。

 会期中には参加アーティストによるギャラリートークやシンポジウム、パフォーマンスなどのイベントも多数実施。詳しくは公式ウェブサイトをチェックしてほしい。

 参加作家は、有村真鐵、井田秋雄、今井充俊、岡田歩、金井訓志、酒井重良、坂本敏、田中正、中島涼介、福井諭史、藤原泰佑、堀越吉行、内田望美、遠藤夏香、小野田賢三、カナイサワコ、喜多村徹雄、後藤朋美、反町潤、滝沢達史、長竹真典、藤口諒太、八木隆行、小泉明郎、杉本篤、今井ひさ子、富田文隆、志村真悠、長瀬正太、中村敬太郎、今井由佳、大島康幸、下山直紀、関口光太郎、林耕史、深須砂里、Makoto、三谷慎、村上雅紀、ヨシダノボル、手島彰、ニャムコム天笠恵子、糸井千恵美、木村真由美、多胡宏、Abe”M”ARIA、渡邉辰吾。

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、3月4日より休館。ミュージアムカフェのみ営業。