EXHIBITIONS

パロマ・ボスケ「ダークマター」

2020.01.25 - 02.29

パロマ・ボスケ Black Sun 2019 © Paloma Bosquê Courtesy of the artist and Blum & Poe, Los Angeles / New York / Tokyo

パロマ・ボスケ Cell Shell 2019 © Paloma Bosquê Courtesy of the artist and Blum & Poe, Los Angeles / New York / Tokyo

パロマ・ボスケ Plate 2019 © Paloma Bosquê Courtesy of the artist and Blum & Poe, Los Angeles / New York / Tokyo

パロマ・ボスケ Pinky Plate 2019 © Paloma Bosquê Courtesy of the artist and Blum & Poe, Los Angeles / New York / Tokyo

パロマ・ボスケ Black Hole 2019 © Paloma Bosquê Courtesy of the artist and Blum & Poe, Los Angeles / New York / Tokyo

 ブラジル・サンパウロを拠点に活動するアーティスト、パロマ・ボスケの日本初個展が開催される。

 ボスケは1982年生まれ。引力や反発力、波動といった容易には知覚できない要素の相互的な関係性が、目に見える世界の見え方をどのように決定するかに関心を持ち、典型的な彫刻から脱した、様々なフォーマットやスケールのコンポジションによって展開する作品を制作。真鍮からフェルトやブロンズ、またクラフト紙やコーヒーフィルター、ウールといった多種多様な素材のバランスを扱いながら、繊細な視覚風景を生み出してきた。

 本展では、近年になって実験的にその存在が示唆されるようになった「ダークマター(暗黒物質)」を参照した平面や立体作品を含む新作群を発表。

 メッキ加工された鉄網と粘着性を持った綿の繊維という異素材を組み合わせた平面のシリーズ「Plate」、真黒いコットンを使い、貝殻のなかで反響する海の音を再現した《Sea Tube》のほか、トウモロコシのひげに似た金属糸を、その上を漂う歪な黒い円形が押し上げているかのような《Black Sun》と、金属糸が床上の円形の構造体が持つ重力に吸い寄せられるかのように、上から下へ垂れ下がる《black hole》という対照的な作品が展示される。