EXHIBITIONS

京都の若冲とゆかりの寺

-いのちの輝き-

京都髙島屋、大阪髙島屋、日本橋髙島屋S.C.本館、横浜髙島屋
2020.01.04 - 05.11

伊藤若冲 竹虎図(左幅) 鹿苑寺蔵

 日本美術ブームを牽引する奇想の画家・伊藤若冲の没後220年を記念して、京都に伝わる作品を一堂に集めた展覧会が、髙島屋の京都・大阪・日本橋・横浜会場を巡回する。

 若冲は、江戸時代中期の1716(正徳6)年に京都・錦小路高倉にあった青物問屋「枡屋」の長男として誕生。40歳で家督を譲ってから1800(寛政12)年に85歳で亡くなるまで、そのほとんどを京都で過ごし画業に専念した。

 若冲の画家としての歩みには、寺の存在や僧侶との出会いが大きく関わっており、作品の対象物を描く上で、生きとし生けるものすべてには仏が宿っているという仏教思想「山川草木悉皆成仏(さんせんそうもくしっかいじょうぶつ)」が影響したとされている。

 本展は、緻密に描写や微笑ましいユーモラスな表情など、仏教信仰に裏づけられた、優しくも生命力に溢れる若冲作品約50件を展観。若冲とゆかりの深い京都の8ヶ寺(横浜会場のみ7ヶ寺)に伝わる名品や、若冲作品の収集で知られる細見美術館(京都)の所蔵品のほか、若冲派と呼ばれる弟子たちの作品が揃う。