EXHIBITIONS

清宮質文 -限りなく深い澄んだ空気

2019.12.14 - 2020.01.26, 2020.01.28 - 02.22

清宮質文 蝶 1963 茨城県近代美術館 照沼コレクション 後期展示

清宮質文 夕日と猫 1979 茨城県近代美術館 照沼コレクション 後期展示

清宮質文 雨の時間 1973 個人蔵 通期展示

清宮質文 夕日とコップと草の実 制作年不詳 個人蔵 通期展示

 魂の原点を見つめ続け、詩的な心象世界を表現した画家、版画家・清宮質文。その画業の全貌を関西で紹介する初の展覧会が開催される。

 清宮は洋画家・清宮彬の長男として1917年に東京に生まれ、東京美術学校(現・東京藝術大学)で油彩画を学んだ。卒業後、美術教師や商業デザイン会社勤務を経て、53年頃から画業に専念。以降、本格的に版画やガラス絵を手がけた。その静謐で詩情に満ちた画風は高く評価され、いまでも多くの人々の心に響いている。

 本展では、清宮の版画とともにガラス絵の作品も展示。心の奥底へ深くしみ渡っていくような、清宮芸術の魅力を紹介する(※会期中展示替えあり)。

※新型コロナウイルスの感染防止のため、2月22日より休館。再開日については美術館ホームページにて告知。2月22日~3月8日の間、庭園のみ入場可能(ただし、2月25日、3月2日は閉門)