EXHIBITIONS
バカな家族の狂詩曲(ラプソディ):村上福壽郎、隆、裕二
今秋完成した作品集『村上福壽郎 グッドタイミングクラブ』(Kaikai Kiki)の出版を記念し、村上福壽郎(ふくじゅろう)と長男でアーティストの村上隆、その弟で日本画家の村上裕二による3人展が開催される。
『村上福壽郎 グッドタイミングクラブ』は、長年タクシー運転手として働きながら、85歳となるいまも趣味で創作を続ける福壽郎の作品集。同書には、厚紙をカラスやチョウなどのかたちに型取り、大工用のペンキで着色した作品などを手がけてきた福壽郎が2012年の個展(Hidari Zingaro)で発表した作品や、新たに自宅から見つかった未完の作を含む計約900点が収録されている。
2人の息子、隆と裕二は現代美術と日本画の道に進み、それぞれに活動。隆は世界各地の美術館で個展を開催するほか映画やアニメーションも制作し、いっぽう裕二は日本美術院賞(大観賞)を受賞するなど実力を認められ、近年はウルトラマンや仮面ライダーを題材とした作品を発表している。
「バカな家族の狂詩曲:村上福壽郎、隆、裕二」と題された本展は、3人にとって初となる親子展。それぞれの作品がどのように共鳴し合うのか期待が高まる。
また、東京・中野のHidari Zingaroにて福壽郎の個展が同時開催される。
『村上福壽郎 グッドタイミングクラブ』は、長年タクシー運転手として働きながら、85歳となるいまも趣味で創作を続ける福壽郎の作品集。同書には、厚紙をカラスやチョウなどのかたちに型取り、大工用のペンキで着色した作品などを手がけてきた福壽郎が2012年の個展(Hidari Zingaro)で発表した作品や、新たに自宅から見つかった未完の作を含む計約900点が収録されている。
2人の息子、隆と裕二は現代美術と日本画の道に進み、それぞれに活動。隆は世界各地の美術館で個展を開催するほか映画やアニメーションも制作し、いっぽう裕二は日本美術院賞(大観賞)を受賞するなど実力を認められ、近年はウルトラマンや仮面ライダーを題材とした作品を発表している。
「バカな家族の狂詩曲:村上福壽郎、隆、裕二」と題された本展は、3人にとって初となる親子展。それぞれの作品がどのように共鳴し合うのか期待が高まる。
また、東京・中野のHidari Zingaroにて福壽郎の個展が同時開催される。