岡田将「Neo Atlas」

「写真新世紀」2018年度優秀賞を受賞した新進気鋭の作家・岡田将の個展が開催されている。
　
　岡田は1984年東京都生まれ。2007年日本写真芸術専門学校フォトアートコース研究科修了。小さな砂つぶを顕微鏡で撮影した作品《無価値の価値》で、18年度の写真新世紀優秀賞を受賞した。近年の個展に、「砂の顔」（大阪NikonサロンJuna21、2017）。グループ展に、「showcase #8 “共振体 – Resonators”」（eNarts、京都、2019）、「9sence ARTS Vol.1」（Y’sARTS、東京、2017）などがある。

　顕微鏡と望遠鏡といった、光学機器の誕生が人類の価値観を大きく変化させたことに着目する岡田。本展では受賞作品《無価値の価値》に加え、未公開の新作も発表する。