EXHIBITIONS
至近距離の宇宙 日本の新進作家 vol.16
写真・映像の可能性に挑戦する作家を発掘する「日本の新進作家」展の第16回目のテーマは「至近距離の宇宙」。今回は、ごく身近な身の回りに深遠な宇宙を見い出す6名の作家、相川勝、井上佐由紀、齋藤陽道、濱田祐史、藤安淳、八木良太を紹介する。
相川は1978年ペルー共和国生まれ、2004年多摩美術大学美術学部情報デザイン学科メディア芸術コース卒業。09年に自身の思い入れのあるCDのパッケージから内容までを絵筆と声により複写した作品《CDs》を発表し注目を集める。近年はプロジェクターを使用した撮影手法を用い、実在と架空のイメージとその境界をテーマに作品を制作している。
井上は1974年福岡県生まれ、97年九州産業大学芸術学部写真学科卒業。波をとらえた「Intentionless Creature」、間欠泉を撮影した「over and over」、赤子が生まれて目を開いた瞬間を撮影した「私は初めてみた光を覚えていない」など、「恐れ、畏れ、怖れ」をテーマとしたシリーズを発表している。
齋藤は1983年東京都生まれ、都立石神井ろう学校卒業。あらゆる種別や境界を超えて身近な人々を被写体とし、真っ直ぐに対象と向き合って撮影を行う。2014年「日本写真家協会賞」新人賞受賞。主な写真集に『感動』(赤々舎、2011)、『宝箱』(ぴあ、2014)、そのほかエッセイなど多数出版。
濱田は1979年大阪府生まれ、2003年日本大学芸術学部写真学科卒業。写真の原理に着目してユニークな技法で制作を行い、近年は写真における色の三部作「C/M/Y」「R G B」「 K 」を発表している。
藤安は1981年東京都生まれ、2007年写真表現大学修了。自身が双子として生まれたことで対面したくつかの問いをもとに、アイデンティティや人間の存在の本質、写真における様々な要素について考察している。08年「第1回塩竈フォトフェスティバル写真賞」大賞受賞。
八木は1980年愛媛県生まれ、京都造形芸術大学芸術学部空間演出デザイン学科卒業。「見たいものしか見ない」「聞きたいことしか聞かない」といった、制限的な知覚システムあるいは態度に対する批判的思考をベースに、既製品を用いて作品を構成し、人間の知覚やそれを利用した工学的システムを浮かび上がらせるような作品を制作している。
相川は1978年ペルー共和国生まれ、2004年多摩美術大学美術学部情報デザイン学科メディア芸術コース卒業。09年に自身の思い入れのあるCDのパッケージから内容までを絵筆と声により複写した作品《CDs》を発表し注目を集める。近年はプロジェクターを使用した撮影手法を用い、実在と架空のイメージとその境界をテーマに作品を制作している。
井上は1974年福岡県生まれ、97年九州産業大学芸術学部写真学科卒業。波をとらえた「Intentionless Creature」、間欠泉を撮影した「over and over」、赤子が生まれて目を開いた瞬間を撮影した「私は初めてみた光を覚えていない」など、「恐れ、畏れ、怖れ」をテーマとしたシリーズを発表している。
齋藤は1983年東京都生まれ、都立石神井ろう学校卒業。あらゆる種別や境界を超えて身近な人々を被写体とし、真っ直ぐに対象と向き合って撮影を行う。2014年「日本写真家協会賞」新人賞受賞。主な写真集に『感動』(赤々舎、2011)、『宝箱』(ぴあ、2014)、そのほかエッセイなど多数出版。
濱田は1979年大阪府生まれ、2003年日本大学芸術学部写真学科卒業。写真の原理に着目してユニークな技法で制作を行い、近年は写真における色の三部作「C/M/Y」「R G B」「 K 」を発表している。
藤安は1981年東京都生まれ、2007年写真表現大学修了。自身が双子として生まれたことで対面したくつかの問いをもとに、アイデンティティや人間の存在の本質、写真における様々な要素について考察している。08年「第1回塩竈フォトフェスティバル写真賞」大賞受賞。
八木は1980年愛媛県生まれ、京都造形芸術大学芸術学部空間演出デザイン学科卒業。「見たいものしか見ない」「聞きたいことしか聞かない」といった、制限的な知覚システムあるいは態度に対する批判的思考をベースに、既製品を用いて作品を構成し、人間の知覚やそれを利用した工学的システムを浮かび上がらせるような作品を制作している。