EXHIBITIONS

梅田哲也 うたの起源

2019.11.02 - 2020.01.13

梅田哲也 It been moving at first Portland Institute for Contemporary Art(ポートランド、アメリカ、2016) Photo by Chloe Alexandra Thompson

梅田哲也 composite カヤン、フィリピン 2014 Photo by Yasutaka Watanabe

梅田哲也 Composite Variations Kunstenfestivaldesarts(ブリュッセル、ベルギー、2017) Photo by Bea Borgers

梅田哲也+雨宮庸介 Water Running Upwards WiesbadenBiennale 2018(ヴィースバーデン、ドイツ、2018)

梅田哲也 ソロパフォーマンス、Second Edition - a festival for other music ストックホルム、スウェーデン 2017 Copyright by Žiga Koritnik 2017

梅田哲也 インスタレーションビュー WEST BUND(上海、中国、2016)

梅田哲也 インスタレーションビュー「ミュージアムとの創造的対話#02」(鳥取県立博物館、2018) Photo by Ryoko Tanaka

 音楽、美術、舞台芸術の分野を横断し、インスタレーションやライブパフォーマンスを展開するアーティスト・梅田哲也の美術館初個展が開催される。

 梅田は1980年熊本県生まれ、2000年代初めより作家活動を開始。建築構造や物理現象、人の行為を取り込み、知覚に訴える作品が国内外で高く評価されている。近年の個展に、「See, Look at Observed what Watching is」(Portland Institute for Contemporary Art、ポートランド、2016)。展覧会に、札幌国際芸術祭2017、東海岸大地藝術節(台東、2018)、Reborn-Art Festival 2019(宮城県石巻市)など。

 梅田は06年に初個展を福岡のアートスペーステトラで開催し、九州でも度々パフォーマンスを行ってきた。福岡市美術館では、16年の休館前のグループ展「歴史する!Doing history!」に参加。更新前の古い設備に介入し、音と光と動きを取り入れながら、複数の時間が流れるインスタレーションを発表した。

 本展では、既存の建築意匠を残しつつリニューアルした、美術館の新旧の要素が混在する美術館空間の中で新作インスタレーションを展開。会期中には、ゲストパフォーマーを迎えたツアー形式のパフォーマンスなども予定している。