EXHIBITIONS

片岡純也+岩竹理恵「大理石の上での電球と送風機の必然の回転のように」

2019.10.26 - 11.30

片岡純也+岩竹理恵 回る電球 2015- © Junya Kataoka + Rie Iwatake Photo by John L Tran Courtesy of KANA KAWANISHI GALLERY

片岡純也+岩竹理恵 ナマコと茶器 2016 © Junya Kataoka + Rie Iwatake Courtesy of KANA KAWANISHI GALLERY

片岡純也+岩竹理恵 Tea room 2017- © Junya Kataoka + Rie Iwatake Courtesy of KANA KAWANISHI GALLERY

片岡純也+岩竹理恵 atopon 2019 © Junya Kataoka + Rie Iwatake Courtesy of KANA KAWANISHI GALLERY

片岡純也+岩竹理恵 Pilatus 2014 © Junya Kataoka + Rie Iwatake Courtesy of KANA KAWANISHI GALLERY

 キネティックな立体作品や、コラージュ作品などを手がけるアーティストデュオ、片岡純也+岩竹理恵の個展が開催される。

 片岡純也+岩竹理恵(ともに1982年生まれ)は、2013年にパリでのレジデンスをきっかけに活動を開始。電球や食器や本などの日用品に別のエネルギーを加えて本来の役割とは異なる動きを見せるキネティック作品や、多様な素材や断片を組み合わせ、視覚的にも時間と空間の複数の階層を行き来する繊細なコラージュ作品を発表してきた。19年にはイギリスにあるBloc Projectsの展覧会やOstrale Biennale 019(ドレスデン、ドイツ)に参加するなど、国外にも活動の場を広げている。

 本展では、シュルレアリストらに参照されてきたロートレアモン伯爵(1846-1870)の詩の一節をタイトルになぞらえ、異和を引き起こしながら、ニュートラルな一体感を持つ2人の作品を紹介する。