EXHIBITIONS

ピンクスキー個展「絵の中のわたし」

2019.09.14 - 11.03

ピンクスキー 出口なし

ピンクスキー 愛こそ全て

ピンクスキー 私が私であるという檻

 ピンクスキーは1986年生まれ、神奈川県在住。絶望感や自殺願望が現れる月経前不快気分障害(PMDD)や自閉症スペクトラム、統合失調症など様々な障害を抱え、20代半ばから本格的に絵の制作を開始。症状が重いときに描くポップで毒っ気のある絵画に、自己を投影させている。

 絵のなかの女性は残虐な行為を行うこともあれば、様々な場所へ自由に出かけていくこともある。ひとりで外出することだけでなく、部屋の掃除や他人と長時間コミュニケーションをとることが困難なピンクスキーにとって、絵の中は唯一自由でいられる場所であり、自らの内面を切り開くように描かれたその絵画からは、圧倒的な生へのエネルギーが感じられる。

 初個展となる本展では、これまでに描いてきた絵画を一堂に公開する。