EXHIBITIONS

宇宙象 嶋崎 誠 展 ガラスの魂が語る

嶋崎誠 永遠(トワ) 1994~2018

 嶋崎誠は1954年生まれ、86年より北海道東部を拠点に活動する現代美術家。古代メソポタミアで発明されたガラスの鋳造技法を独自に発展させ、現代と古代を結ぶ鋳造ガラスによる彫刻作品を手がけてきた。

 20代のとき、斎藤義重と関根伸夫に師事し、多様化する世界の美術の潮流を目の当たりにした嶋崎。以来、表現と行為そのものの意味を問い続け、物理学や東洋の美学のなかに答えを見出そうと挑んでいる。

 作家の集大成となる本展のテーマは「建築空間とガラス彫刻の関係」。30年の月日をかけて完成させたガラス彫刻19点、彫刻に共鳴する大型の絵画9点のほか多数のドローイングを展示し、表現の根底に流れる嶋崎の思考を体感できる場となる。