EXHIBITIONS
大久保薫
理想郷
大久保薫はこれまで一貫して人間の身体をモチーフに、それを形づくる「肉」をいかに画面上に表すかをテーマに絵画を制作、発表してきた。児玉画廊では白金アートコンプレックス合同企画展「メメント・モリ」(2013年)、初個展「He」(児玉画廊|京都、 2014年)他、断続的に紹介してきた。
そのほとんどが、男性の裸体が露骨に描かれている大久保の作品。「メメント・モリ」展での初出当時の作品においては、130号〜150号程度の大きな画面に、かつての宗教絵画を思わせるような構図と重厚感のある筆触、それらが示威的とも思えるような圧倒的な作品を制作している。
本展では、作家の思う絵画としての理想であり、未だ到達し得ない憧憬とも言い換えられる「理想郷」をテーマに作品を発表する。
そのほとんどが、男性の裸体が露骨に描かれている大久保の作品。「メメント・モリ」展での初出当時の作品においては、130号〜150号程度の大きな画面に、かつての宗教絵画を思わせるような構図と重厚感のある筆触、それらが示威的とも思えるような圧倒的な作品を制作している。
本展では、作家の思う絵画としての理想であり、未だ到達し得ない憧憬とも言い換えられる「理想郷」をテーマに作品を発表する。