EXHIBITIONS
コレクション展
「吉村芳生展」
写真と見間違えるほどに克明に描かれた細密描写で知られる吉村芳生。山口県防府市出身の吉村は、当初版画の領域で活動。「六本木クロッシング2007:未来への脈動」展(森美術館)での出品をきっかけに注目され、同年に花を描いた色鉛筆画《コスモス 徳地に住んで見えてくるもの(色鉛筆で描く…)》で「第61回山口県美術展覧会」大賞に選ばれた。
その後、新聞紙の1文字1文字をすべて書き写して365日描き続けた「新聞と自画像」シリーズなど、2013年に逝去するまで、超絶技巧によって見る者をひきつける作品を手がけた。
本展では、山口県立美術館のコレクションより、鉛筆で1日の新聞を丸ごと等身大で写し取った初期作品や後期の色鉛筆による花の作品などを紹介する。
その後、新聞紙の1文字1文字をすべて書き写して365日描き続けた「新聞と自画像」シリーズなど、2013年に逝去するまで、超絶技巧によって見る者をひきつける作品を手がけた。
本展では、山口県立美術館のコレクションより、鉛筆で1日の新聞を丸ごと等身大で写し取った初期作品や後期の色鉛筆による花の作品などを紹介する。