EXHIBITIONS

驚異と怪異――想像界の生きものたち

国立民族学博物館|08.28 - 11.25

彫像(鳥人)(リベリア)

アメリカワシミミズクのカチーナ人形(アメリカ合衆国)

トゥピラク(グリーンランド)

ソロモンと百獣、ニザーミー 『ハムザ(五部作)』写本口絵(イラン)

彫像「セドゥナ」(カナダ)

絵画「セイレーンと蛇」(コンゴ民主共和国)

仮面(悪魔)(メキシコ)

 ヨーロッパや中東において、自然誌の知識の一部として伝えられた犬頭人、一角獣などの不可思議な生きものたち。また、東アジアでは、奇怪な現象や異様な物体を解読しようとする人の心の動きによって「怪異」が生み出された。

 本展では、人魚、龍、河童、天狗、狼男など、実在するかもしれないと信じられていた「驚異」や「怪異」にまつわる絵画、書籍、民族資料などを世界各地から集めて展示。常識や慣習から逸脱した「異(異境・異人・異類)」をめぐる人間の心理と想像力の働き、言説と視覚表象物の関係を解明するとともに、人間の想像力と環境の相関関係を究明することを試みる。

 あわせて、現代のアーティスト、マンガ家、ゲームデザイナーたちによるクリーチャー制作も紹介。人類がなぜ不思議な生きものを思い描き、かたちにしてきたのか、妖怪やモンスターの源泉にある想像と創造の力を探る。