EXHIBITIONS

萩尾望都SF原画展

宇宙にあそび、異世界にはばたく

山梨県立美術館|09.06 - 11.03

©︎ 萩尾望都/秋田書店 ©︎ 萩尾望都/小学館

『モザイク・ラセン』 ©︎ 萩尾望都/秋田書店

『11人いる!』 ©︎ 萩尾望都/小学館

『あぶない丘の家』 ©︎ 萩尾望都

『惑星の公子』 ©︎ 萩尾望都

『マージナル』 ©︎ 萩尾望都/小学館

『ポーの一族』『トーマの心臓』や、SF作品『11人いる!』『スター・レッド』『バルバラ異界』などの傑作を生んだマンガ家・萩尾望都。当時人気を集めたマンガ家ら「花の24年組」のひとりであり、1970年代の少女マンガの黄金期を築き、「少女マンガの神様」とも称される。2012年には少女マンガ家として初(女性マンガ家としては長谷川町子に続いて2人目)の紫綬褒章を受章し、17年に朝日賞受賞。今年でデビュー50周年を迎えた。

 萩尾の作品のなかでも、1975年に発表された『11人いる!』は、従来の少女マンガでは例を見ない本格的SF作品として、当時のマンガ界に大きな衝撃を与えた。その後、宇宙を舞台とした『スター・レッド』などが続き、女性のみならず、SFファンの大多数を占めていた男性の読者にも、それまで縁のなかった少女マンガに目を向けるきっかけをもたらした。

 本展では、『11人いる!』『スター・レッド』『百億の昼と千億の夜』などの人気作品を含むカラーイラスト、コミック生原稿などを約400点展示。山梨県立美術館としては初のマンガ展であり、マンガを芸術の一分野としてとらえ直す新たな試みともなる。