EXHIBITIONS

TOPコレクション イメージを読む

写真の時間

2019.08.10 - 11.04

米田知子 安部公房の眼鏡―『箱男』の原稿を見る(「Between Visible and Invisible」より) 2013 東京都写真美術館蔵

川内倫子 無題(「Illuminance」より) 2009

緑川洋一 ほたるの乱舞(「瀬戸内海とその周辺」より) 1957

 TOPコレクションは東京都写真美術館の3万5000点を超えるコレクションから厳選した作品を2期にわたって紹介する展覧会。今年は「イメージを読む」をキーワードに、作品という視覚的なイメージとその読み解き方を考える。

 第2期のテーマは「写真の時間」。「制作の時間」「イメージの時間」「鑑賞の時間」という3つの角度から、写真が持つ時間性と、それによって呼び起こされる物語的要素に焦点を当てる。

 出品作家は、伊藤義彦、内田九一、川内倫子、鬼海弘雄、小島康敬、佐藤時啓、杉本博司、田口和奈、土田ヒロミ、東松照明、中平卓馬、奈良原一高、畠山直哉、濱谷浩、堀与兵衛、緑川洋一、森山大道、米田知子、ウジェーヌ・アジェ、ロバート・キャパ、ハリー・キャラハン、ウィリアム・クライン、アウグスト・ザンダー、シンディ・シャーマン、エドワード・スタイケン、W.ユージン・スミス、エドゥアール=ドニ・バルデュス、アンリ・カルティエ=ブレッソン、フェリーチェ・ベアト、ドゥエイン・マイケルズ、シャルル・マルヴィル、ジョナス・メカス、エドワード・ルシェ、NASAの計34作家。