EXHIBITIONS

相川勝「Sandy Shores」

2019.07.18 - 08.10

相川勝 Grapeseed 2019 © Masaru AIKAWA

相川勝 #selfy 2019 © Masaru AIKAWA

 相川勝は1978年ペルー共和国生まれ、2004年多摩美術大学メディア芸術学科卒業。大学在学中より「複製」と「身体」をテーマにした作品を発表してきた。

 また2010年以降は「複製芸術」や「著作権/違法コピー」などに注目し、ロックやメタルなどのCDアルバムを肉筆とアカペラにより完全コピーした作品《CDs》を制作。加えて近年は、ネットワークや携帯端末の発達によって現れる状況を提示する写真作品にも取り組む。主な展覧会に、「トランス/リアルー非実体的美術の可能性 vol.4 相川勝・小沢裕子『Transfer/Information』」(ギャラリーαM、東京、2016)、「ジャンプ −アートにみる遊びの世界−」(十和田市現代美術館、2015)、「六本木クロッシング2010展 芸術は可能か?」(森美術館、東京)など。

 本展では、ゲーム上の風景やAIが生成した人物といった被写体を、プロジェクターやスマートフォンから発せられる光によって印画した写真作品を展示する。