EXHIBITIONS

リカルド・ゴンザレス「Writing is painting」

2019.06.28 - 08.03

制作の様子

 リカルド・ゴンザレスはニューヨークを拠点に世界各地でアートワークを展開するアーティスト。「生きるということ」を自身の哲学として掲げ、シンプルな書体で描いた作品を、巨大なスケールの壁画からアップルやナイキといった世界規模のブランドのロゴ・広告、またストリートで見かけるステッカーまで様々なかたちで発表している。

 メキシコに生まれたゴンザレスは、幼い頃に祖父の古い筆跡に魅せられてカナダのモホーク大学でグラフィックデザインを、その後、ニューヨークのクーパー・ユニオンで書体デザインを修めた。装飾性を抑えた文字とビビットな色彩で構成された作品、人々と社会のつながりを客観的に観察することから生まれ、強いメッセージ性を放っている。

 本展では、「Writing is Painting」の展覧会タイトルが示す通り、リカルドが言葉をイメージとして描いた新作を発表する。