EXHIBITIONS
高﨑元尚 新作展
-破壊 COLLAPSE-
高﨑元尚は、1234(大正12)年1月6日、高知県香美郡香北町(現香美市)の生まれ。第二次大戦を経て49年、東京美術学校(現東京藝術大学)彫刻科を卒業。帰郷後は母校・土佐高校にて教鞭を執りながら、当初はモダンアート協会展へ出品を続けた。58年には「抽象絵画の展開」展(東京国立近代美術館)に出品。この頃にアクション・ペインティングから一転、ミニマルな平面シリーズ〈装置〉へと作風が転換する。
62年には前衛土佐派の結成に参加するが、第3回展を最後に脱退。66年にアメリカ・ニューヨークで開催された「ジャパン・アート・フェスティバル」展への出品を通じて具体美術協会のリーダー・吉原治良と知り合い、同会会員となった。具体の解散後は京都、大阪を軸に毎年のように個展を開催。78年に「アート・ナウ’78」展(兵庫県立近代美術館)に破砕コンクリートブロックを敷き詰めたインスタレーションを展開し、埼玉県立近代美術館等数多くの展覧会に作品がセレクトされる。95年に当館で開催した「クールの時代」展では、ブロック一千個を破砕した作品《COLLAPSE》を発表し大きな話題を集めた。
高知県内での「モダンアート研究会」や「現代美術の実験」展シリーズ等活動の功績により、66年に高知県文化賞を受賞。2013年、アメリカ・グッゲンハイム美術館で開催された「Gutai: Splendid Playground」に作品《装置》を出品。16年には故郷・香美市立美術館にて回顧展「高﨑元尚展 -誰もやらないことをやる-」を開催し注目を集めた。
本展は、「装置」と並ぶ高﨑元尚の代表シリーズである「破壊」を一堂にまとめて見ることにのできる貴重な機会となる。
62年には前衛土佐派の結成に参加するが、第3回展を最後に脱退。66年にアメリカ・ニューヨークで開催された「ジャパン・アート・フェスティバル」展への出品を通じて具体美術協会のリーダー・吉原治良と知り合い、同会会員となった。具体の解散後は京都、大阪を軸に毎年のように個展を開催。78年に「アート・ナウ’78」展(兵庫県立近代美術館)に破砕コンクリートブロックを敷き詰めたインスタレーションを展開し、埼玉県立近代美術館等数多くの展覧会に作品がセレクトされる。95年に当館で開催した「クールの時代」展では、ブロック一千個を破砕した作品《COLLAPSE》を発表し大きな話題を集めた。
高知県内での「モダンアート研究会」や「現代美術の実験」展シリーズ等活動の功績により、66年に高知県文化賞を受賞。2013年、アメリカ・グッゲンハイム美術館で開催された「Gutai: Splendid Playground」に作品《装置》を出品。16年には故郷・香美市立美術館にて回顧展「高﨑元尚展 -誰もやらないことをやる-」を開催し注目を集めた。
本展は、「装置」と並ぶ高﨑元尚の代表シリーズである「破壊」を一堂にまとめて見ることにのできる貴重な機会となる。



