EXHIBITIONS

黄昏の絵画たち

近代絵画に描かれた夕日・夕景

2019.06.22 - 08.25

カミーユ・ピサロ ルーアンの波止場・夕陽 1896 ヤマザキマザック美術館蔵

ライオネル・ファイニンガー 夕暮れの海Ⅰ 1927 愛知県美術館蔵

ジョルジュ・ルオー 避難する人たち(エクソドゥス) 1948 パナソニック汐留美術館蔵

 独特の光の移ろいや、闇に包まれていくひととき、情緒ある様々な表情を見せる「黄昏」。バルビゾン派から印象派、そして日本の洋画家たちを魅了し、いつの時代も人の心を動かす風景画の名作が生まれてきた。

 本展は、黄昏時のモチーフに着目し、東西両洋の画家たちの作品を紹介するもの。19〜20世紀の西洋と、その影響を受けながら独自の風景表現を生み出そうとした近代日本の絵画作品を中心に展示する。

 出品作家は、クロード・ロラン、ウィリアム・ターナー、ジャン=フランソワ・ミレー、クロード・モネ、オディロン・ルドン、ジョルジュ・ルオー、高橋由一、浅井忠、黒田清輝、菱田春草、吉田博、萬鉄五郎、梅原龍三郎ほか。