EXHIBITIONS

奈良大和四寺のみほとけ

東京国立博物館|06.17 - 09.22

釈迦如来坐像 9世紀(平安時代) 奈良・室生寺蔵 画像提供=奈良国立博物館 国宝

菩薩半跏像 8世紀(奈良時代) 奈良・岡寺蔵 重要文化財

十一面観音菩薩立像 9-10世紀(平安時代) 奈良・室生寺蔵 撮影=三好和義 国宝

義淵僧正坐像 8世紀(奈良時代) 奈良・岡寺蔵 画像提供=奈良国立博物館 国宝

十一面観音菩薩立像 13世紀(鎌倉時代) 奈良・長谷寺蔵 画像提供=奈良国立博物館 重要文化財

舜慶作 難陀龍王立像 正和5(1316)年(鎌倉時代)、奈良・長谷寺蔵 重要文化財

文殊菩薩像像内納入品 仏頂尊勝陀羅尼・文殊真言等 承久2(1220)年(鎌倉時代) 奈良・安倍文殊院蔵 画像提供=奈良国立博物館 国宝

 奈良県北東部に所在する古刹、岡寺・室生寺・長谷寺・安倍文殊院の四寺は、いずれも7〜8世紀に創建され、魅力に富んだ仏像を伝えている。この四寺が建立された奈良北東部は、大和政権が都が置かれた土地と伝承され、また飛鳥時代には政治の中心地であり「国中」とも呼ばれた。かつての国の中心部に建っていた四寺は現在「奈良大和四寺」と称され、多くの参拝客を迎えている。

 本展では、大和の古寺から卓越した造形と厚い信仰を物語るみほとけを公開。奈良時代に流行した木心乾漆造の岡寺の義淵僧正坐像、平安時代初期の重厚な特色を備える室生寺の釈迦如来坐像、鎌倉時代に高度な技術で造られた長谷寺の十一面観音菩薩立像、そして安倍文殊院本尊の像内に納められていた文書など、国宝4件および重要文化財9件を含む名品が一堂に展示される。