EXHIBITIONS

金川晋吾「同じ別の生き物」

アンスティチュ・フランセ東京 ギャラリー|05.22 - 06.29

展示風景 画像提供=アンスティチュ・フランセ東京 - 飯田橋

展示風景 画像提供=アンスティチュ・フランセ東京 - 飯田橋

展示風景 画像提供=アンスティチュ・フランセ東京 - 飯田橋

展示風景 画像提供=アンスティチュ・フランセ東京 - 飯田橋

 アートとの対話を通して、哲学にアプローチするアンスティチュ・フランセ東京のイベント「哲学の夕べ」。その一環として、失踪を繰り返す実父の姿を追った写真集『father』でも注目を集める新進気鋭の写真家・金川晋吾の個展が開催されている。

 金川晋吾は1981年生まれ。2006年神戸大学卒業、15年東京藝術大学大学院修了。2010年に三木淳賞、18年にさがみはら写真新人奨励賞を受賞。2016年に『father』(青幻舎)を出版した。近年の個展に、「長い間」(横浜市民ギャラリーあざみ野、2018)、グループ展に「STANCE or DISTANCE? わたしと世界をつなぐ『距離』」(熊本市現代美術館、2015)などがある。

 自身とは別の存在であり、遠さも近さも含めた距離を感じずにはいられない他者としての家族を撮影してきた金川。父や伯母の「他者性」と関わるため、あるいは距離をとりつつまなざすために、カメラという視覚装置を関係性の中に持ち込んでいる。

 本展では、人間と動物の写真を並置して展示。他者としての動物とのあいだで交わされるまなざしについて再考し、人間と動物との関係を問い直すことを試みる。