EXHIBITIONS
コレクション特集展示
追悼 山口勝弘 1928-2018
2018年5月に惜しまれながら逝去した美術家・山口勝弘。既存の絵画や彫刻の枠にとらわれず「環境芸術」を生み出し、光・映像・音響など時代ごとの最新テクノロジーを使った実験的な作品によって、メディア・アートの先駆者と呼ばれた。
個人としての活動だけでなく、瀧口修造が主導した総合芸術グループ「実験工房」で北代省三や福島秀子ら仲間とともに、アートとテクノロジーの接続やインターメディア的実践を展開。また中谷芙二子らと「ビデオひろば」を結成し、いち早くビデオアートを発表。教鞭に立ち、後進の指導にも努めた。
本展では、DIC川村記念美術館が所蔵する山口作品のコレクションを一挙に公開。山口が20代に手がけた絵画や、鑑賞者の動きによって見え方が変化する代表作「ヴィトリーヌ」をはじめ、「布張り彫刻」「マグネティック・レリーフ」などのシリーズが展示される。
個人としての活動だけでなく、瀧口修造が主導した総合芸術グループ「実験工房」で北代省三や福島秀子ら仲間とともに、アートとテクノロジーの接続やインターメディア的実践を展開。また中谷芙二子らと「ビデオひろば」を結成し、いち早くビデオアートを発表。教鞭に立ち、後進の指導にも努めた。
本展では、DIC川村記念美術館が所蔵する山口作品のコレクションを一挙に公開。山口が20代に手がけた絵画や、鑑賞者の動きによって見え方が変化する代表作「ヴィトリーヌ」をはじめ、「布張り彫刻」「マグネティック・レリーフ」などのシリーズが展示される。