EXHIBITIONS

ゲルハルト・リヒター

ゲルハルト・リヒター PATH[Editions CR: 176] 2018 © Gerhard Richter Courtesy of WAKO WORKS OF ART

ゲルハルト・リヒター 8 Glass Panels[CR: 928] 2012 © Gerhard Richter Courtesy of WAKO WORKS OF ART

 60年にわたって現代美術界を牽引し続けるアーティスト、ゲルハルト・リヒターの2年ぶりとなる個展が開催中だ。

 本展の中心となるのは、世界初公開となる25点の最新エディション作品《PATH》(2018)。イタリア北部にある保養地マッジョーレ湖の湖畔を撮影した風景写真の上に、1点ごとに異なるストロークでスクラッチ痕を施した同作品は、リヒターの日本初個展(ワコウ・ワークス・オブ・アート、1993)から数えて25年目の2018年に、全25点が制作された。

 本展ではドイツに残した1点を除く、《PATH》の一挙展示に加えて、2012年の個展「New strip paintings and 8 glass panels」(ワコウ・ワークス・オブ・アート)で発表した大型のガラス立体作品《8 Glass Panels》を特別に再展示。ガラスの周囲に展示されるインクジェットプリントとガラス作品の関係を介して、リヒターが追求する最新のイメージを目にしたい。