WILLY RONIS 展

　ウイリー・ロニスは、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ロベール・ドアノーなどとともにフランスを代表する世界的な写真家。ルポルタージュ、広告、ファッションなど、20世紀の証人とも言えるほど幅広い分野の作品を数多く残した。
　
　「用心深く、誠実であるままに人生の道を進む」という考えのもとに生み出された作品は、ロニスが思う「パリの自由」を切り取り、その一瞬は永遠となっていまでも色褪せることなく見る者の心に感動を与えている。

　本展では、ロニスが生涯をかけて撮影したパリの日常に焦点を当て、何必館・京都現代美術館のコレクションの中から、厳選されたサイン入りオリジナルプリント約60点を展示する。