EXHIBITIONS
ジョイス・ペンサート「The No Pants Fizz Show」
ジョイス・ペンサートは、アメリカのアニメーションに登場する馴染み深いキャラクターを大スケールで描くことで知られるニューヨークのペインター。作品にはホーマー・シンプソンズ、バットマン、ドナルドダック、ミッキーマウス、コメディアンのグルーチョ・マルクス、ペンサート自らが「The Juicer(ザ・ジューサー)」と呼ぶキャラクターなどが登場し、すばやく大胆な筆遣いはポップ・アートの抽象化あるいはアクション・ペインティングを思わせる。
またドローイング作品においては、すでにあるドローイングを消すことで再生産を試みたロバート・ラウシェンバーグの作品《Erased de Kooning Drawing》(1953)との関連性が見られるなど、様々な技法を通して人々に親しまれるポップなアイコン、広義にはアメリカの大衆文化に対する認識を掘り下げている。
本展は2017年のグループ展「Petzel at Nanzuka」以来の発表、そして日本初個展。エナメル塗料によって描かれた5点のキャンバスペインティングと、炭とパステルを使った大小様々なドローイングが展示される。
またドローイング作品においては、すでにあるドローイングを消すことで再生産を試みたロバート・ラウシェンバーグの作品《Erased de Kooning Drawing》(1953)との関連性が見られるなど、様々な技法を通して人々に親しまれるポップなアイコン、広義にはアメリカの大衆文化に対する認識を掘り下げている。
本展は2017年のグループ展「Petzel at Nanzuka」以来の発表、そして日本初個展。エナメル塗料によって描かれた5点のキャンバスペインティングと、炭とパステルを使った大小様々なドローイングが展示される。

