EXHIBITIONS

ヴィンセント・フェクトー

MISAKO&ROSEN|04.06 - 05.11

ヴィンセント・フェクトー untitled 2018 Courtesy of the artist and MISAKO & ROSEN

ヴィンセント・フェクトー untitled 2015 Courtesy of the artist and MISAKO & ROSEN

 サンフランシスコを拠点に活動する彫刻家、ヴィンセント・フェクトーの日本初個展が開催されている。

 フェクトーは1969年ニューヨーク生まれ。写真を使ったコラージュ作品や、スチロール版、樹脂粘土、ファウンド・オブジェクト、紙を固形化したパピエマルシェを媒体とする作品など、いずれにおいても素材に対して直感的なアプローチを取ってきた。これらフェクトーの作品は、形態をめぐる実験であると同時に、制作という行為やアートが人々に波及させるものに関する個人的な探求の表れでもある。

 これまで、シカゴ美術館(アメリカ、2016と2008)、セセッシオン(オーストリア、2016)、クンストハーレ・バーゼル(2015)、ホイットニー美術館(アメリカ、2012と2002)、サンフランシスコ近代美術館(アメリカ、2008)などで開催された展覧会に参加。2016年にはマッカーサー・フェローに選出された。

 本展では、簡素な素材を用いながらも高度に洗練された、フェクトーの作品を紹介。いかなるイデオロギーからも離れ、アート制作における基礎的な諸問題にフォーカスしたオープンエンドな作品は、彫刻という媒体とのコンテンポラリーな遭遇に関心を持つ、すべての人々に開かれている。