EXHIBITIONS
日野之彦 個展「高い所」
2005年のVOCA賞受賞後、インパクトの強い人物像を描く独特の画風で注目された日野之彦(ひの・これひこ)。その後は、静物画や風景画、水彩、色鉛筆によるドローイング、彫刻作品などあらゆるメディアでの表現に挑戦し続けている。
日野は筑波大学在学中、人体や静物画のデッサンを多く描いてきたという。その作品の基礎とも言えるドローイング作品は、たんなる油彩作品の素描ではなく、いずれの作品においても独立した一作品として制作されており、油彩作品と同様に評価されている。
本展では、ドローイングを中心とした作品群を発表。これまで、性差や年齢、社会的立場、年代、感情など人物を特定するような事実を徹底的に排除し、身体を表現してきた日野が、今回は遠近法的アプローチを加え、空間の都合で変形させられる人体への表現に挑む。
日野は筑波大学在学中、人体や静物画のデッサンを多く描いてきたという。その作品の基礎とも言えるドローイング作品は、たんなる油彩作品の素描ではなく、いずれの作品においても独立した一作品として制作されており、油彩作品と同様に評価されている。
本展では、ドローイングを中心とした作品群を発表。これまで、性差や年齢、社会的立場、年代、感情など人物を特定するような事実を徹底的に排除し、身体を表現してきた日野が、今回は遠近法的アプローチを加え、空間の都合で変形させられる人体への表現に挑む。

