KUMA EXHIBITION 2019

　クマ財団が主催する「KUMA EXHIBITION」は、学生らがクリエイターとしての本格的な一歩を踏み出すための「未来へつながる展覧会」。2018年の初開催では、クマ財団第1期生50名が出展し、2日にわたって3476名の来場者を集めた。
　
　2回目となる今年は会期を4日間に拡大し、クマ財団第2期生50名による1年間の集大成を披露。現代美術、先端テクノロジー、エンターテインメント、ジャンルの枠を超えた、クリエイティブの未来が集結する。

　注目アーティストに、土着の祭り・儀式・信仰を現地調査しながら、「土地と人の結びつき」に着目して作品制作を行うスクリプカリウ落合安奈、日本の伝統的な素材である墨や和紙を用いて、災害と人との関わりを大山椒魚などの水生生物をモチーフとしながら描く丹羽優太、愛・ジェンダー・個人史と社会をテーマとした映像作品を発表するUMMMI.、「若者の日常の延長線上にある個人レベルの問題」に焦点を当て、ファッションやアート、写真など様々な角度から切り込む渋谷悠（haru.）、主にインターネット上で活動するシンガーソングライターのラブリーサマーちゃん（今泉愛夏）ら。

　会期中には、特別ゲストを招いたトークイベントの開催も予定している。最新情報や当日のタイムスケジュールは特設サイトまで。