EXHIBITIONS

没後130年 河鍋暁斎

兵庫県立美術館|04.05 - 04.28, 04.29 - 05.18

河鍋暁斎 美女の袖を引く骸骨たち 明治時代 ビーティヒハイム・ビシンゲン市立博物館蔵 通期展示

河鍋暁斎 骸骨の茶の湯 下絵 制作年不詳 河鍋暁斎記念美術館 前期展示

河鍋暁斎 惺々暁斎下絵帖 弘化3(1846)年- 明治17(1884)年 河鍋暁斎記念美術館 通期展示(頁替え)

河鍋暁斎 大森彦七鬼女と争う図 明治13(1880)年 成田山霊光館 通期展示

河鍋暁斎 風流蛙大合戦之図 元治元(1864)年 河鍋暁斎記念美術館 前期展示

河鍋暁斎 東京名所之内 上野山内一覧之図 明治14(1881)年 河鍋暁斎記念美術館 後期展示

河鍋暁斎 処刑場跡描絵羽織 明治4(1871)年 京都府(京都文化博物館管理) 前期展示

 幕末から明治初年にかけて活躍した浮世絵師・日本画家、河鍋暁斎。仏画や戯画など幅広い画業で知られる暁斎は、歌川国芳に師事し、狩野派にも入門して伝統的な官学派の絵画を学んだ。また、当時の画家や日本を訪れた外国人との交流のみならず、寺院や神社、版元・出版社、料亭や老舗商店、能や歌舞伎と、広範囲に交友を築いた。

 これらの人々との関わりのなかで、暁斎は時代の状況を敏感に感じ取り、ときに体制批判の精神を研ぎ澄ますいっぽうで、日本的な人間・自然観、身体観、死生観といったテーマを独自の視線で掘り下げ、屏風や掛軸、巻物や画帖といった数多くの作品を手がけた。

 同展では、暁斎の多様な作品群とともに、写生帖や日記、下絵や画稿などを紹介し、制作の様相に注目。さらに、幕末明治の表現を検証する手がかりとして、暁斎による錦絵や挿絵本、工芸作品なども展示し、作家・作品像とその時代的、芸術的意義を再検証する。