EXHIBITIONS
オーバリン大学 アレン・メモリアル美術館所蔵
メアリー・エインズワース浮世絵コレクション-初期浮世絵から北斎・広重まで-
メアリー・エインズワースは、アメリカでも早くに浮世絵の収集を始めた女性コレクターのひとり。海外の有名な浮世絵コレクターをほぼ男性が占めるなかで、エインズワースはそれらと肩を並べるほどの目利きとして知られていた。日本でも、1938年に出された浮世絵コレクターの番付『古今東西浮世絵数寄者総番付』の「外人数寄者いろは番付」 内で、その名が掲載されている。
アメリカ・オハイオ州オーバリン大学のアレン・メモリアル美術館は、エインズワースが収集し、死後母校に寄贈された1500点以上の浮世絵版画を所蔵。06年、エインズワースの来日を契機に始まったこのコレクションでは、珍しい浮世絵の初期作から、鳥居清長や喜多川歌麿らによって錦絵が興隆した黄金期の作品、そして葛飾北斎、歌川広重の活躍による幕末の風景画に至るまで、浮世絵の歴史をほぼ網羅している。
本展は、このメアリー・エインズワース浮世絵コレクションから珠玉の200点を選りすぐって紹介する、初めての里帰り展。人気のある作品だけでなく、希少な作品、また保存状態も良好な作品などを通して、浮世絵版画の魅力を余すところなく伝える。
アメリカ・オハイオ州オーバリン大学のアレン・メモリアル美術館は、エインズワースが収集し、死後母校に寄贈された1500点以上の浮世絵版画を所蔵。06年、エインズワースの来日を契機に始まったこのコレクションでは、珍しい浮世絵の初期作から、鳥居清長や喜多川歌麿らによって錦絵が興隆した黄金期の作品、そして葛飾北斎、歌川広重の活躍による幕末の風景画に至るまで、浮世絵の歴史をほぼ網羅している。
本展は、このメアリー・エインズワース浮世絵コレクションから珠玉の200点を選りすぐって紹介する、初めての里帰り展。人気のある作品だけでなく、希少な作品、また保存状態も良好な作品などを通して、浮世絵版画の魅力を余すところなく伝える。