EXHIBITIONS

エドワード・ゴーリーの優雅な秘密

新潟市新津美術館|01.18 - 03.09

エドワード・ゴーリー 『不幸な子供』 原画  1961

エドワード・ゴーリー 『ギャシュリークラムのちびっ子たち』原画 1963

エドワード・ゴーリー 『うろんな客』原画 1957

 モノトーンの緻密な線描で不思議な世界観を生み出した異色の絵本作家、エドワード・ゴーリー(1925-2000)。『ギャシュリークラムのちびっ子たち』や『うろんな客』、『不幸な子供』などの絵本が次々と邦訳され、日本でも人気が高まっている。

 ゴーリーの作品は、ミステリー小説のような物語と、押韻・造語・古語などを駆使したテキスト、ペンで細かく描かれた魅惑的なイラストが特徴。不気味でナンセンス、そして優雅なユーモアが余韻となり、ときに読者を不安な気持ちに陥れる。その魅力に多くの人々が虜となり、シュルレアリストのマックス・エルンストや、ムーミンの作者トーベ・ヤンソンをはじめ、多くの文化人もゴーリー作品を愛好した。

 ゴーリーの没後にアメリカ各地を巡回した原画展をもとに開催される本展では、個人コレクターの収蔵品を加え、貴重な原画や書籍、資料など約350点を展示。絵本にとどまらず、舞台美術など幅広く才能を発揮した作家の、多彩な制作活動を紹介する。