EXHIBITIONS

生誕100年 歿後20年

相原求一朗の軌跡

―大地への挑戦―

川越市立美術館|12.01 - 01.27, 01.31 - 03.24

相原求一朗 雪の道ほのかに遠く 1978 川越市立美術館蔵

 川越市名誉市民であり、北海道の自然を描き続けた画家・相原求一朗の生誕100年、続く2019年の没後20年の節目に大規模な回顧展が開催される。

 相原は1918年、川越の卸問屋業を営む家に生まれた。幼少期より絵を好むも、長男であったことから1度は美術の道を諦め、家業に従事しながらも独学で絵を描き続けた。

 戦時中は5年にわたる兵役生活を経験。多感な青春期に重なる4年半過ごした満州の広大な大地が、後の画業にも影響を与えた。そして戦後の48年に猪熊弦一郎に師事し、画家としての活動を開始。新制作協会を拠点に、北海道の大自然をモノクロームの色調で抒情的に描いた。

 本展は、初期から70年代までの作品と「北の十名山」、80年代から晩年までの作品を2部構成で紹介。初期から絶筆までの代表作約100点に愛すべき小品を加え、その画業を振り返る。