EXHIBITIONS

細江英公「芸術家たちの肖像」

細江英公 薔薇刑 1961 © Eikoh Hosoe

「おとこと女」「薔薇刑」「抱擁」などの代表作で知られ、自身の主観を通して被写体の本質をあらわにする「主観的ドキュメンタリー」と呼ぶ撮影方法を確立した写真家・細江英公。2003年に世界を代表する写真家7人のひとりとして、英国王立写真協会創立150年特別賞授賞。現在は清里フォトアートミュージアム館長を務める傍ら、個展などで作品を発表している。

 本展では、稲垣足穂、加藤郁乎、金子國義、唐十郎、合田佐和子、澁澤龍彦、瀧口修造、野中ユリ、土方巽、三島由紀夫、横尾忠則、四谷シモンなど、細江が1960〜70年代にかけて撮影した若き日の芸術家たちのポートレイト約25点が展示される。