EXHIBITIONS

ましもゆき「耽溺」

ましもゆき 耽溺 2018 Photo by Kei Okano

ましもゆき MISSING 2017 Photo by Shinya Kigure

ましもゆき 浮雲 2015 Photo by Kei Okano

ましもゆき 翳り 2015 Photo by Kei Okano

 花、蛾、文様などをモチーフに、黒インク一色で緻密な絵画を描くアーティスト、ましもゆき。嘘や醜さ、光の届かない漆黒の闇夜といった否定的なイメージをテーマとした作品は、官能的な欲望を匂わし、妖しいエネルギーに満ち溢れている。

 エロスとグロテスクが共存するモノクロームの世界で、欲望という醜さから美しい側面を暴き出すましも。本展では大作を含む最新作を発表するほか、作家本人による「オリジナル花文字」を描くイベントも開催される。