EXHIBITIONS

立ち上がりの技術vol.3

とある窓

東北リサーチとアートセンター|11.01 - 12.23

宮城県仙台市若林区荒浜 © 森田具海

岩手県陸前高田市米崎町 果樹園

展示風景より

 「土地と協働しながら記録をつくる」組織・NOOK(のおく)は、震災後に東北を中心に活動していたアーティストや研究者たちによって、領域横断的な活動を目指して2015年に発足。現在は瀬尾夏美、小森はるか、細谷修平、清水翼、中村大地、佐竹真紀子、礒崎未菜の7名で活動し、2017年より、同じく仙台に拠点をもつNPO法人エイブル・アート・ジャパン、3.11オモイデアーカイブとともに、せんだいメディアテークのアートノード事業である「東北リサーチとアートセンター(TRAC)」の共同運営を開始した。

 東北に芽吹くさまざまな技術や知識、表現へまなざしを向けることをコンセプトとする展覧会「立ち上がりの技術」。第3弾となる本展では、「窓」をひとつのメディアとして、震災から7年あまりが経過した岩手・宮城・福島の沿岸で出会った風景の記録を試みている。「その窓から何が見えていましたか? 」という問いかけによって語られる、かつての風景やいまの暮らし。写真家・森田具海が撮影した各地の写真と、地域の人々の語りの聞き書きから巡る無数の「とある窓」を介して、これからともに立ち上がっていくためのヒントを探っていく。