ラブラブショー2

　アーティスト同士、作品同士、または作品と空間の「出逢い」をコンセプトとした企画「ラブラブショー」が2009年末以来、7年ぶりに開催される。
　本展では美術をはじめ、多彩なジャンルで活躍しているアーティスト、クリエイターが出逢い、さらに隣接する三内丸山遺跡の発掘現場に着想を得て設計された青森県立美術館の空間と出逢って、ここでしか成立しない作品が生み出される。さらに、特定のテーマを設けないことで表現の多様性を尊重、作品の自由な解釈を楽しむことのできる、現代／文化の「アンソロジー」として展示は構成される。さらには空間と一体になった様々な作品と鑑賞者が出逢う。そうした出逢いが「美術館」や「展覧会」、「作品」に対する共感＝愛へとつながる、そんな願いを込めて企画された展覧会だという。

　参加作家は、岡本光博と青秀祐、榎忠と大洲大作、ユェン・グァンミンと丹野篤史、伊藤隆介と柴田聡子と徳田慎一など。美術、建築、音楽といった領域を超えた多彩なコラボレーションが見どころだ。