EXHIBITIONS
馬嘉豪「霾(バイ)PM2.5」
国家間の関係にとらわれず、既存の枠組みを超えた試みを展開する気鋭作家、馬嘉豪(マ・ジャホウ)の初個展が開催される。
馬は1996年中国・西安出身、18歳まで反日教育を受け、祖国の違和感や国家間のあり方に疑問を抱いたことをきっかけに来日し、現在は多摩美術大学に在学している。
本展では、調香師の喜覚愛(AI KIKAKU)との合同制作で、主に工場からの粉瘤や排気ガスによって引き起こされる社会問題を指す「PM2.5」を煙で再現。レディメイドやミクストメデイアの新作を中心とした作品群が並ぶなか、煙で鑑賞を妨げ、香りによってコンセプトをひき立たせる。
本展ステートメントの中で、馬は次のように語っている。「私の表現したいものはこの膨大な人口数の下に存在する問題と矛盾とそれらから産まれる戦争状態だと思う。また、その大量数によって構成した日常風景の中に非日常的なものを見出したい(馬嘉豪)」
馬は1996年中国・西安出身、18歳まで反日教育を受け、祖国の違和感や国家間のあり方に疑問を抱いたことをきっかけに来日し、現在は多摩美術大学に在学している。
本展では、調香師の喜覚愛(AI KIKAKU)との合同制作で、主に工場からの粉瘤や排気ガスによって引き起こされる社会問題を指す「PM2.5」を煙で再現。レディメイドやミクストメデイアの新作を中心とした作品群が並ぶなか、煙で鑑賞を妨げ、香りによってコンセプトをひき立たせる。
本展ステートメントの中で、馬は次のように語っている。「私の表現したいものはこの膨大な人口数の下に存在する問題と矛盾とそれらから産まれる戦争状態だと思う。また、その大量数によって構成した日常風景の中に非日常的なものを見出したい(馬嘉豪)」