シャーロット・デュマ

　現代社会における人間と動物の関係性をテーマに扱うオランダ出身の作家、シャーロット・デュマの個展が5日間限定で開催される。

　デュマは1977年オランダ生まれ。2000年にヘリット・リートフェルト・アカデミーを卒業後、ライクス・アカデミーでビジュアルアーツを学ぶ。現在アムステルダムとニューヨークを拠点に活動し、これまでに警察馬や救助犬、 動物園で飼育されている動物など、様々なシチュエーションの動物を被写体としたポートレイト作品を発表。欧米を中心に、各地で個展開催やグループ展に参加している。

　本展では、2018年の「浅間国際フォトフェスティバル」（長野県御代田町）で出品された《Work Horse》（12分）、《Nanae》（13分半）を上映するとともに、同時期に撮影されたポラロイド作品を展示。「馬」を撮影した映像と写真を通して、動物という存在を私たちがどのようにとらえているのか、動物と人間、また人同士の関係性に気づきをもたらす。

協力：深井佐和子（SW_）
DMM.make、techne LLC.