EXHIBITIONS
齋木克裕「朝食の前に夢を語るように」
主に写真をメディウムに用いて、イメージにおける表象性と、展示空間のなかでの現前性の関係を問う作品を制作してきた齋木克裕。
建築や構造物を被写体に制作したシリーズ「Split」、「Arrangements」、「Reflection」、 「Study for Metropolis」(1999〜2011)では、ここにはない過去を見せる写真と、対象を持たない抽象芸術という2つの異なる形式を重ね合わせ、遠くと近く、過去と現在といった、一見対立する事柄を共存させうるような場所を作品の中にかたちづくろうとした。
本展は、齋木が2011年から制作を始めた抽象絵画に加え、モディファイド・レディメイドによる立体作品、旅先で撮影された写真作品で構成。海と陸地はどう分割され、夢と現実はどこかで交わるのかという関心のもと、2つの領域にまたがって存在しつつも、忘れ去られている中間の領域を、異なるメディウムを用いて物質的、象徴的に示す。
建築や構造物を被写体に制作したシリーズ「Split」、「Arrangements」、「Reflection」、 「Study for Metropolis」(1999〜2011)では、ここにはない過去を見せる写真と、対象を持たない抽象芸術という2つの異なる形式を重ね合わせ、遠くと近く、過去と現在といった、一見対立する事柄を共存させうるような場所を作品の中にかたちづくろうとした。
本展は、齋木が2011年から制作を始めた抽象絵画に加え、モディファイド・レディメイドによる立体作品、旅先で撮影された写真作品で構成。海と陸地はどう分割され、夢と現実はどこかで交わるのかという関心のもと、2つの領域にまたがって存在しつつも、忘れ去られている中間の領域を、異なるメディウムを用いて物質的、象徴的に示す。