EXHIBITIONS
佃弘樹「199X」
ドローイングやスナップショット写真の集積を組み合わせたデジタルコラージュを経由し、独自の平面作品を制作する佃弘樹(つくだ・ひろき)が、NANZUKAでは4年ぶりとなる新作個展を開催する。
佃は1978年香川県生まれ。2001年に武蔵野美術大学映像学科卒業し、以後東京を拠点に活動している。近年は、「HOUR OF EXCAVATION」(Neuer Aachener Kunstverein、ドイツ、2017)、「HIROKI TSUKUDA」(Galerie Gisela Capitain、ドイツ、2017)、「Enter the O」(Petzel、ニューヨーク、2016)と国外でも精力的に作品を発表し、17年に手がけた大作がニューヨーク近代美術館に収蔵されるなど、話題となった。
本展では、映画『2001年宇宙の旅』や『マッドマックス』、漫画『北斗の拳』など、佃が青春期に接した映画や漫画、小説に登場する世紀末思想に起因し、199X年に文明が滅んだと仮定した新世界を表現。佃がこれまで発展させてきた日常品やファウンドオブジェクトを用いたインスタレーションとインクペインティングのほか、新たに写真と即興で描き上げたドローイングを展示。また記号的な幾何学模様をシルクスクリーンで印刷したアクリルフレームと組み合わせるという新たな手法にも挑戦している。
佃は1978年香川県生まれ。2001年に武蔵野美術大学映像学科卒業し、以後東京を拠点に活動している。近年は、「HOUR OF EXCAVATION」(Neuer Aachener Kunstverein、ドイツ、2017)、「HIROKI TSUKUDA」(Galerie Gisela Capitain、ドイツ、2017)、「Enter the O」(Petzel、ニューヨーク、2016)と国外でも精力的に作品を発表し、17年に手がけた大作がニューヨーク近代美術館に収蔵されるなど、話題となった。
本展では、映画『2001年宇宙の旅』や『マッドマックス』、漫画『北斗の拳』など、佃が青春期に接した映画や漫画、小説に登場する世紀末思想に起因し、199X年に文明が滅んだと仮定した新世界を表現。佃がこれまで発展させてきた日常品やファウンドオブジェクトを用いたインスタレーションとインクペインティングのほか、新たに写真と即興で描き上げたドローイングを展示。また記号的な幾何学模様をシルクスクリーンで印刷したアクリルフレームと組み合わせるという新たな手法にも挑戦している。


