EXHIBITIONS
没後50年 藤田嗣治展
没後50年を迎えた画家・藤田嗣治の全貌を解き明かす、大回顧展が京都国立近代美術館で開催される。
エコール・ド・パリの寵児のひとりとして広く知られる藤田。20代後半にパリへ渡ると、30代にはサロン・ドートンヌに作品が入選するなど、華々しく活躍。太平洋戦争時に日本で多数発表した作戦記録画が戦後に批判を招き、1949年にフランス国籍を取得した。その後、80年を超える人生の約半分を同地で過ごし、欧州でその生涯を終えた。
藤田の史上最大規模の回顧展となる本展は、「風景画」「肖像画」「裸婦」「宗教画」などのテーマを設けて展示を構成し、最新の研究成果も盛り込みながら、藤田の芸術をとらえ直す試み。《タピスリーの裸婦》をはじめ、藤田の代名詞である「乳白色の下地」の代表作、《エミリー・クレイン=シャドボーンの肖像》ほか初来日となる作品、さらに作戦記録画といったこれまで紹介する機会が少なかった作品が一堂に会す。
エコール・ド・パリの寵児のひとりとして広く知られる藤田。20代後半にパリへ渡ると、30代にはサロン・ドートンヌに作品が入選するなど、華々しく活躍。太平洋戦争時に日本で多数発表した作戦記録画が戦後に批判を招き、1949年にフランス国籍を取得した。その後、80年を超える人生の約半分を同地で過ごし、欧州でその生涯を終えた。
藤田の史上最大規模の回顧展となる本展は、「風景画」「肖像画」「裸婦」「宗教画」などのテーマを設けて展示を構成し、最新の研究成果も盛り込みながら、藤田の芸術をとらえ直す試み。《タピスリーの裸婦》をはじめ、藤田の代名詞である「乳白色の下地」の代表作、《エミリー・クレイン=シャドボーンの肖像》ほか初来日となる作品、さらに作戦記録画といったこれまで紹介する機会が少なかった作品が一堂に会す。