EXHIBITIONS

明和電機ナンセンスマシーン展 in 長崎

2018.10.06 - 11.11

ベロミン

魚コード

パチモク

オタマトーンジャンボ

 頭がオスプラグ、尻尾がメスプラグの魚骨型電源用延長コード「魚コード」や、ユビパッチンで木魚を鳴らす楽器「パチモく」など、まったく役にたたない機械をつくり続けて25年。アートユニット「明和電機」の「ナンセンスマシーン」約250点が集まる展覧会が開催される。

 明和電機は、作品を「製品」、ライブを「製品デモンストレーション」と呼び、青い作業服を着用。日本の高度経済成長を支えた中小企業を思わせるスタイルで活動している。近年では、「明和電機 NONSENSE MACHINE 超常識機械」(明当代美術館、上海、2016)、「International Arts Carnival」(香港、2016)など、国内のみならず海外でも作品発表を行う。

 本展では、電磁力ともので奏でる電動楽器「ツクバシリーズ」、声の魅力をメカニックに再現する「ボイスメカニクスシリーズ」、女性性の探求が花として結晶化する「EDELWEISSシリーズ」などを展示。ライブコンサートやワークショップ、自由演奏なども行う予定だ。