EXHIBITIONS
小笠原美環「こわれもの」
誰もいない静かな室内、風でふくらむカーテン、湖を見つめる少女の姿といった静謐な光景を、グレイを基調としたモノトーンで描くアーティスト・小笠原美環の個展が開催される。
小笠原は1973年京都府生まれ、ドイツを拠点に活動。2007年にハンブルグ芸術大学でノベルト・シュワンコウスキーやヴァーナー・ブットナーに師事し、ゲルハルト・リヒター、リュック・タイマンス、ピーター・ドイグら、ヨーロッパの現代絵画に巨匠の作品から刺激を受けながら日々を過ごした。大学卒業後は、ドイツのアートギャラリーや美術館を中心に作品を発表。ドイツを中心に、ヨーロッパ、日本でも広く評価されてきた小笠原の作品には、鑑賞者の意識を絵画の世界へ誘う、光のゆらぎやガラスの反射といった、とらえどころのない断片が散りばめられている。
本展では、「こわれもの」という言葉で題された新作と近作を展示。さりげない日常の光景の中に宿る現代社会の課題、そして世界と自らの関係性に目を向けた、作家自身の心の状態が投影される。
小笠原は1973年京都府生まれ、ドイツを拠点に活動。2007年にハンブルグ芸術大学でノベルト・シュワンコウスキーやヴァーナー・ブットナーに師事し、ゲルハルト・リヒター、リュック・タイマンス、ピーター・ドイグら、ヨーロッパの現代絵画に巨匠の作品から刺激を受けながら日々を過ごした。大学卒業後は、ドイツのアートギャラリーや美術館を中心に作品を発表。ドイツを中心に、ヨーロッパ、日本でも広く評価されてきた小笠原の作品には、鑑賞者の意識を絵画の世界へ誘う、光のゆらぎやガラスの反射といった、とらえどころのない断片が散りばめられている。
本展では、「こわれもの」という言葉で題された新作と近作を展示。さりげない日常の光景の中に宿る現代社会の課題、そして世界と自らの関係性に目を向けた、作家自身の心の状態が投影される。