EXHIBITIONS
スクリプカリウ落合安奈「明滅する輪郭」
日本とルーマニアを出自に持ち、重なりやズレ、交わることを要素とするインスタレーションやミクストメディア作品を制作してきたスクリプカリウ落合安奈の個展が開催される。
スクリプカリウ落合は1992年埼玉県出身、2016年東京藝術大学を卒業。これまでの展覧会に、「KUMA EXHIBITION 2018」(SPIRAL、2018)、「ブレイク前夜〜次世代の芸術家たち〜」(Bunkamura Gallery、2018)、「trance」(Bambinart Gallery、2017)ほか。
近年の作品には、実際の逗子やイスタンブールの海辺で撮影した写真を壁面にかけ、鑑賞者が撮影した写真をランダムに展示する立体の「海の壁」を併置することで、背景への想像力をうながした《向こうの、うらがわ》(2015-)や、日本とヨーロッパで集めた古いガラス絵を幻灯機に取りつけて回転させ、重なりやズレを意識させた《Intersect》(2017)などがある。
本展では、日本とルーマニア、2つの祖国で収集した名も知らぬ人々の写真から制作した「明滅する輪郭」シリーズ(2015-)の新作を発表。縫いつけたビニール袋によって「呼吸」を可視化し、自己と他者を行き交う成分を表現する。
スクリプカリウ落合は1992年埼玉県出身、2016年東京藝術大学を卒業。これまでの展覧会に、「KUMA EXHIBITION 2018」(SPIRAL、2018)、「ブレイク前夜〜次世代の芸術家たち〜」(Bunkamura Gallery、2018)、「trance」(Bambinart Gallery、2017)ほか。
近年の作品には、実際の逗子やイスタンブールの海辺で撮影した写真を壁面にかけ、鑑賞者が撮影した写真をランダムに展示する立体の「海の壁」を併置することで、背景への想像力をうながした《向こうの、うらがわ》(2015-)や、日本とヨーロッパで集めた古いガラス絵を幻灯機に取りつけて回転させ、重なりやズレを意識させた《Intersect》(2017)などがある。
本展では、日本とルーマニア、2つの祖国で収集した名も知らぬ人々の写真から制作した「明滅する輪郭」シリーズ(2015-)の新作を発表。縫いつけたビニール袋によって「呼吸」を可視化し、自己と他者を行き交う成分を表現する。