EXHIBITIONS

縄文―1万年の美の鼓動

東京国立博物館|07.02 - 09.01

火焰型土器 新潟県十日町市笹山遺跡出土 紀元前3000-前2000 十日町市蔵(十日町市博物館保管) 撮影=小川忠博 国宝

遮光器土偶 青森県つがる市木造亀ヶ岡出土 紀元前1000-前400 東京国立博物館蔵 重要文化財

 9万件を超える縄文遺跡から出土した、数多の造形品から選ばれた国宝6件が一堂に会する、史上初の展覧会が開催される。

 いまから約1万3000年前にはじまったとされる縄文時代は日本列島に広く展開し、人々は狩猟や漁撈(ぎょろう)、採集を行っていた。縄文人が日々の暮らしの中で生きるために工夫を重ねてつくり出した様々な道具は、力強さと神秘的な魅力に満ちている。

 「縄文の美」をテーマとする本展では、国宝6件を筆頭に、教科書などで紹介される《遮光器土偶》、縄文時代の人々の身を飾った《土製耳飾》をはじめとする重要文化財など、日本列島の多様な地域で育まれた優品を展示。縄文時代草創期から晩期における造形の変化や広がり、それぞれのかたちに込められた人々の技や思いに迫る。