EXHIBITIONS
見世物大博覧会 現代編
日本の都市部を中心とした盛り場や祭りの場の一角で、近世から平成まで脈々と受け継がれてきた「見世物」の文化に光を当てる展覧会が開かれる。本展は、国立歴史民俗博物館で3月20日まで開催されていた「見世物大博覧会」のテーマを引き継ぎ、より近現代に特化。1990年代半ばまで見世物小屋で使用され、絵看板をほぼ一手に記した志村静峯(せいほう)による絵看板やディスプレー、主要な演目である「人間ポンプ」や「火炎放射」などの小道具類のほか、ビラ・写真・ポスターなど約60点を展示、多彩な方法で見世物小屋を再現する。
5月20日には、本展の協力者であり、展示品を多く所蔵する京都文教大学教授、鵜飼正樹をゲストに迎え、「最後の見世物小屋芸人」とも呼ばれた人間ポンプ、安田里美の記録映像の上映会も開催される。
5月20日には、本展の協力者であり、展示品を多く所蔵する京都文教大学教授、鵜飼正樹をゲストに迎え、「最後の見世物小屋芸人」とも呼ばれた人間ポンプ、安田里美の記録映像の上映会も開催される。