EXHIBITIONS
岡本太郎現代芸術賞受賞作家 新作特別展示
山本直樹『Corpse Reviver Taro ver. ー「死者の復活」 岡本太郎 バージョン』
砂糖や飴、チョコレートなどの食材を使い、周囲の出来事や社会状況を空間に表現する山本直樹の新作が特別展示される。
山本は1963年新潟県生まれ。91年に東京造形大学を卒業し、現在は京都嵯峨芸術大学で准教授を務める。
2017年の岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)では、角砂糖やチョコレートを素材に東京の街並みをつくり上げ、その空間を新聞記事の文字を羅列した透明なガラスで囲ったインスタレーション作品《Miss Ileのみた風景》で、岡本太郎賞を受賞。《Miss Ileのみた風景》のガラスには入り口が設けられ、人が入るとセンサーが反応し、ジェット機の轟音を伴って、ホワイトアウトの状態が演出される。
本展で発表する新作のテーマは「太郎を蘇らせる」こと。太郎の肖像の陰影を線香を用いて紙に焼き描き、制作の過程で用いた砂糖を口に入れることで、太郎との対話を試みる。今後、砂糖を摂取する度に作品が想起され、山本の中で「太郎は生き続ける」という。
なお、制作を体験できるワークショップが6月17日、24日、30日に行われる。
山本は1963年新潟県生まれ。91年に東京造形大学を卒業し、現在は京都嵯峨芸術大学で准教授を務める。
2017年の岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)では、角砂糖やチョコレートを素材に東京の街並みをつくり上げ、その空間を新聞記事の文字を羅列した透明なガラスで囲ったインスタレーション作品《Miss Ileのみた風景》で、岡本太郎賞を受賞。《Miss Ileのみた風景》のガラスには入り口が設けられ、人が入るとセンサーが反応し、ジェット機の轟音を伴って、ホワイトアウトの状態が演出される。
本展で発表する新作のテーマは「太郎を蘇らせる」こと。太郎の肖像の陰影を線香を用いて紙に焼き描き、制作の過程で用いた砂糖を口に入れることで、太郎との対話を試みる。今後、砂糖を摂取する度に作品が想起され、山本の中で「太郎は生き続ける」という。
なお、制作を体験できるワークショップが6月17日、24日、30日に行われる。