EXHIBITIONS

所蔵作品展 こどもとおとなのアツアツこうげいかん

生野祥雲斎  竹華器 怒濤(部分) 1956 東京国立近代美術館蔵 撮影=斎城卓

高橋禎彦 つぶつぶの瓶 2010 東京国立近代美術館蔵 撮影=斎城卓

エミール・ガレ  藤文花瓶 1900-04頃 東京国立近代美術館蔵 撮影=斎城卓

増田三男  金彩壺 爆ぜる 1997 東京国立近代美術館蔵 撮影=斎城卓

寺井直次 夕顔書類箱 1957 東京国立近代美術館蔵 撮影=斎城卓

森口華弘 古代縮緬地友禅訪問着 四季の香 1959 東京国立近代美術館蔵

生野祥雲斎  竹華器 怒濤 1956 東京国立近代美術館蔵 撮影=斎城卓

 湯呑茶わんといった身近なものから特別な場を演出する陶磁器など、人々の生活を彩る工芸作品。ガラスや金工作品など、どれも高熱の窯の中で焼かれ、圧力に抗し、同時にその力を内に取り込んでいる。

 本展では「熱」と「圧」を切り口に、陶磁やガラス、漆工といった工芸作品の技法に注目。木工や竹工、染織もあわせ、人間国宝から若手作家までの作品約130点以上を展示する。イベントも多数行われるため、大人も子供と一緒になって、工芸の魅力を楽しんでみてはいかがだろうか。